昼休みにやるゲームシリーズ:オーバークック

今回は、皆で昼休みに気軽に盛り上がれるswitchおすそわけプレイにピッタリなゲームを紹介したいと思います。


「オーバークック / オーバークック2」

メーカー:Team17
ジャンル:ストラテジー / パーティー / コミュニケーション / シミュレーション
公式サイト:https://www.team17.com/games/overcooked/

PCやPS4、Xbox Oneでリリースされていて、2019年の12月19日には「オーバークック スペシャルエディション + オーバークック2」がパッケージソフトとして販売されました。
1~4人で楽しめるパーティー系のクッキングアクションです。
発売元のTeam17は同じ流れで「きみのまち ポルティア」等も出されています。(こちらも好き)

オーバークックはNintendo Storeでも人気で、インディー系のゲーム紹介でも度々登場しているので見かけた方も多いのではないでしょうか?

最大4人の協力プレイがめちゃくちゃ盛り上がります。
(1人用や対戦もありますがゲーム性が異なります)
 

おすそわけプレイにぴったり! 簡単操作

ちょっとやってみません?からの流れですぐに人を巻き込めるのはとても大事だと思います。
移動に加えて「ものを持つ・離す」と「切る・アクション」の基本2ボタンがわかればOKで、ステージ移行時の短いロード中に説明をすれば十分な程操作はシンプルです。
 

はちゃめちゃが楽しい!料理のやり方

基本的なルールはどんどん要求されるメニューをバンバン作って提出していき、提出時にもらえる点数の合計が制限時間内に目標点数を超えればクリアです。
料理の流れとしては、①必要な食材選び→②調理→③盛り付け→④提出といった感じです。
これだけ見ると簡単ですが、調理部分がステージが進むにつれ徐々に複雑化していきます。

始めは「レタスを切る」だけでよかったのが、中盤は「トマトを切る」「切ったトマトを3つ鍋に入れて煮る」と数と工程が増え、終盤は「トマトを切る」「チーズを切る」「生地を叩き伸ばす」「それらを組み合わせてオーブンに入れて焼く」等、食材の数も種類も調理の工程も増えます。
火を使う場面では焼き上がりや煮込み完了までに時間が掛かるのでしばらく待つ必要があるのですが、放置し過ぎると火事になってしまいます。

点数を稼ぐためにはなるべく調理場をフル活用して複数の作業を並列進行するわけですが、要求されるメニューと違うものを提出しまうと減点、作るまでに時間をかけ過ぎても減点、更に作業場が分断されたり勝手に動いたりと焦り慌てふためく要素満載でとにかくカオス。
 

協力?における二段階の楽しさ

カオスな現場において頼れるはずの味方ですが、時には他人の行動を阻害するお邪魔プレイヤーになり得ます。
よかれと思って取った行動が一転、思わぬところで他の味方のミスを誘発して大混乱を巻き起こしたりすることがあります。
すぐ調理出来るように大量に食材を用意したつもりが、要求メニューに必要ないものばかりで、食材を置く場所を圧迫して整理が難しくなったり、味方に押されて持った食材を盛り付ける位置を間違えて別メニューにしてしまったり、ごみ箱にポイしてしまったり、カオスはふとした瞬間に波及します。
こういったはちゃめちゃな状況でワーキャー言いつつの協力プレイはまさにパーティー!といった感じで本当に面白いです。
特に初見のフィールドは予期せぬギミックがあったりして、ギミックによる秩序の崩壊っぷりはこのゲームにおける最大の面白ポイントだと自分は思っています。

そして、ひとしきり笑った後は、しっかりクリアするための作戦フェーズに入ります。
このゲームはレベルデザインが秀逸でクリアするだけならばそれほど難しくないのですが、最高評価の★3を取るとなると話は変わってきます。全員が常に状況を把握し、適切な役割分担で正確な判断を行わなければスコアがまるで届かないステージもあります。
ここでどういった役割分担で行こうとか、難しい部分はどうやってクリアしようだとか、一緒に悩んで作戦を考えるところも楽しく、それが上手くいって最高評価が取れた時の達成感は抜群です。

自分はこのカオス感と最高評価をクリアする楽しさにドハマりして、
休日の昼から深夜に至るまでぶっ通しで遊びました。

以上、オーバークックの紹介でした。

2はたくさんのフィールドギミックや調理方法、アクションに「食材を投げる」が追加され更にカオスです。
複数人、特に4人で遊ぶのが楽しいので興味を持った方は是非チェックしてみてください!
2はオンライン対応なので1人でも協力プレイが楽しめますよ。